
日本労働調査組合(東京都足立区)が2021年5月に新社会人を対象に実施したアンケートによると、2021年卒の新社会人のうち退職を検討している人の割合は50%という結果が出ており、「入社した会社で働き続ける懸念や不安についての質問」の答えは
・1位「人間関係」(22.0%)
・2位「給料が安い」(17.0%)
・3位「やりがい」(8.2%)
となっています。(以下「会社の将来性」「長時間労働」「希望業務ができない」など)
またコロナ禍の少し前になりますが「新入社員なのに早くも就活再開、転職活動を始める若者が急増している」ことも報道されています。
新入社員なのにもう転職サイトに登録 10年で30倍に:朝日新聞デジタル https://t.co/APRPG0cq0P
— 【公式】ホワイト業界・ホワイト企業情報ナビ (@whiteinfonavi) February 7, 2022
入社直後の就活再開が急増:日本経済新聞 https://t.co/Hh0sYGYwB4
— 【公式】ホワイト業界・ホワイト企業情報ナビ (@whiteinfonavi) October 8, 2019
入社した会社を早々に見切りをつけて転職することで「人間関係の改善」や「給料アップ(好待遇)」「やりがいの向上」など本人の人生やキャリアにとってプラスが見込めるのであれば早期退職はよい選択になるでしょう。
しかし一方で、「会社を辞める」という決断は今後のキャリアに大きく影響してくることも事実ですし、一定の仕事経験を積んでからの転職(=キャリア採用といわれます)に比べると「入社直後に会社を辞めてしまうリスク」は格段に大きくなります。
ですから入社直後の新入社員を始め入社後3年未満までの若手社員(=第二新卒)が「会社を辞めたい」「もう転職したい」と思い始めた時には、まずは今の転職の環境について現状を把握した上で、自分のキャリアプランについてじっくり見直したり、信頼できる人やサービスに相談するといったアクション(行動)を取ることが今後のキャリア形成の上でとても大切になります。
そこでこの記事では入社直後に「会社を辞めて就職活動を始めたい」「20代向けの転職サイトを利用したい」と考えている入社直後の新入社員から入社3年未満の第二新卒者向けに入社直後~入社3年未満に退職するメリットやリスク、転職の手順、おすすめの転職サイト・キャリア相談・退職代行サービスなどをわかりやすく解説します。
新入社員~第二新卒者で転職するメリットとは?
あとで説明する「入社直後~入社3年未満会社を辞めてしまうリスク」「新卒就活やキャリア採用転職との違い」などの点で新入社員~第二新卒者での転職は厳しい点もありますが、一方で「経験の少なさ」や「若さ」を大きなメリットとして評価してくれる企業も少なくありません。
メリット②:新卒時に厳しい入社試験を突破したポテンシャルを評価
メリット①:新入社員研修などの教育コストの必要が無い若手人材として評価
入社直後~入社後3年未満までの若手社員は一度社会に飛び出している「社会人」なので、通常の新卒採用者とは違ってビジネスパーソンとして最低限の力をつけている若手人材として期待されています。
新卒採用の新入社員であれば「名刺の受け渡し」「電話応対の仕方」「メール文章の書き方」などのビジネスマナーや仕事の進め方の基本などは毎年新入社員研修を開催して教える必要があります。
しかし入社直後~入社後3年未満までの若手社員はそういった研修がほぼ必要ないので、毎年新入社員向けの研修に多大な教育コストをかけなければならない企業側にとっては非常に魅力的な人材確保の方法になるのです。

入社直後に転職を考え始めたとしても新入社員研修レベルのスキルは最低限習得しておいたほうがいいですね
メリット②:新卒時に厳しい入社試験を突破したポテンシャルを評価
入社直後~入社後3年未満までの若手社員を求める企業は、前職の入社試験を通過したポテンシャル(=潜在的な能力)に将来性を感じています。
そして自社(転職先)の社風に馴染んで仕事にやりがいを見出してくれさえすれば十分活躍できる可能性が高いことに期待しているのです。
さらに「前職での経験が浅い」ということも、自社(転職先)の企業文化や会社ルールなどをそれほど抵抗なく覚えられることに繋がるのでこの点を評価してくれる企業は数多くあります。

若手社員ならではのメリットをアピールして、不利といわれる新入社員~第二新卒者での転職活動を有利に進めていきましょう!
入社直後~入社3年未満に会社を辞めてしまうリスクとは?
ここでは入社直後~入社3年未満に会社を辞めてしまうリスクについて解説します。
- [1]短期離職の経歴
短期間で転職を繰り返して一つの会社に定着しない人のことを「ジョブホッパー」と呼んだりもしますが、ハイスキルなエンジニアなど一部の人材を除いては一般的な企業からはあまりよく思われないことがほとんどです。つまり、新入社員や第二新卒の転職活動では大前提として「今回が20代最後の転職」といった覚悟を持って自分に合う会社を選び抜くことが大切になります。(※第二新卒…新卒で入社後3年未満で退職した転職希望者)
- [2]短期離職をネガティブにみる会社
「石の上にも3年」という言葉がありますが、就職して3年くらいはひとつの会社に腰を据えて働くものだと考えている会社はまだまだ多いようです。あまりに早い時期に退職をしてしまうと、「忍耐力がないのでは?」「諦めが早いのでは?」など判断されて「うちに来ても結局仕事が長続きしないかも」と思われてしまう可能性があります。早期の退職理由については面接時にキチンと説明できるように事前の準備が必須です。
- [3]景気次第で転職活動が長期化する恐れ
コロナ禍の影響によって転職市場は不安定になっていますが、若手の転職は慢性的な人手不足を背景にまだ「売り手市場」の状態が続いています。しかし今後の景気の動向次第では企業が採用数を絞り込んで有効求人倍率が悪化する場合もあるので、経済や政治関連のニュースはこまめにチェックしておきましょう。
- [4]超大手企業・人気企業への転職は困難
いわゆる超大手企業・人気企業といわれる会社は「新卒採用」でさえ非常に狭き門ですので、大手志向の転職者は圧倒的に不利となります。一方でキャリアアップに適した「ベンチャー企業」「スタートアップ企業」やホワイトな会社が多いことで隠れた就職人気のある「BtoB企業(法人相手の会社)」などに出会える可能性があります。
新入社員からすぐに退職して転職したり第二新卒として転職活動する場合は、このようなリスクを知ったうえで「新卒の就活とは違う」ことを頭に置いて入念な準備をしていかなければなりません。
「新入社員~第二新卒者の転職」と新卒就活やキャリアの転職との違い
いわゆる「新卒枠の就活」は一斉に選考を開始して通常の新卒(大学卒業見込み者)を採用する企業がまだまだ多いですし、新入社員~第二新卒者のような早期離職者は求人数や情報量も少なくなってしまいます。
また「キャリア採用の転職市場」においても豊富なキャリアを積んでいる転職者に比べるとどうしても実務経験・ノウハウ・知識などで見劣りしてしまうため、新入社員~第二新卒者のような早期離職者はキャリア採用でも不利な転職活動になってしまいます。
ですから、通常の新卒者や一般の転職者と同じように就職活動を始めてしまうと新卒・転職者と同じ土俵で比較されてしまい不利な状況となるので、内定をもらえない日々が続いて精神的・肉体的に疲弊(ひへい)してしまう可能性がどうしても高くなります。
このような状態にならためには、通常の新卒者や一般のキャリア転職者のさらに上をいく「厚みのある就活再開・転職プラン」を立てる必要があります。
新入社員~第二新卒者の転職手順を解説
新入社員~第二新卒者のメリットとリスクを確認したうえで転職を考え始めたら、次に紹介する手順を実践してみてください。
- ステップ①:会社を辞めたくなった理由を明確にする
- ステップ②:理由をケース①②に当てはめてみる
- ステップ③:ケース①②それぞれの対応策をとる
- ※ステップ④:ケース②の場合転職活動を始める
新入社員~第二新卒者の転職手順
【ステップ①】
まずはあなたがなぜ入社してまだ間もない会社を辞めたくなったのか?の理由を明確にしてみましょう。
※例えば冒頭に紹介した記事にあったような「人間関係」「給料が安い」「やりがい」「会社の将来性」「長時間労働」「希望業務ができない」などのことです。
【ステップ②】
辞めたい理由が明確になったら次の2つのケースのどちらに当てはまるかを確認しましょう。
ケース①:まず社内で相談・交渉などをしたうえで「環境が変わらなければ転職」という手順を踏んだほうがよい場合
退職理由の例:「(上司など)人間関係が良くない」「長時間労働」「今の仕事にやりがいが感じられない」「希望しない仕事に就いている」など
ケース②:企業研究の甘さなど新卒時の自分の就活を反省したうえで早めに転職活動をしたほうがいい場合
退職理由の例:「給料が低い」「会社の将来性が不安」「自分のキャリアプランを実現できる仕事が今の会社に無い」など
【ステップ③】
2つのケースそれぞれの対応策をとっていきましょう。
ステップ③ ケース①の対応策
ケース①の「人間関係」「長時間労働」「やりがい(がない)」「希望業務ができない」などはきちんとアピールしていけばわざわざ会社を辞めて転職活動をしなくてもよい場合があります。
まずは社内のしかるべき決裁権限を持つ責任者の方や採用担当・人事担当・(あれば労働組合)などに一度相談してみてみましょう。
【社内での相談例】
- 信頼できるOB・先輩社員に相談してみる
- 採用担当や人事担当(あれば組合でもOK)に相談したり希望を申し出る
- 異動届を提出する など
若手社員からの希望・申し出が正当なものであったり人材育成ビジョンやガバナンス(=企業統治)がキチンとした会社であれば社内での人事異動などで対応してもらえる可能性があります。
社内異動で退職理由が解決できるのであれば、早期での退職や転職というリスクの大きい手段をとらないほうが今後のキャリアプランにとっても賢明なことは誰の目から見ても明らかでしょう。
もしこのような相談・交渉を受け付けてもらえなかったり解決に至らなかった場合に「退職→転職」の行動を取っても遅くは無いですし、相談・交渉に至るプロセスは今後の転職活動や将来の仕事にきっと活かされるでしょう。
ステップ③ ケース②の対応策
次にケース②の「給料が低い」「会社の将来性が不安」「自分のキャリアプランを実現できる仕事が今の会社に無い」などは主に「新卒での企業研究などの甘さ」であったり「自己分析が不十分」だったり「キャリアプランの設定があいまい」だったことが主な原因と考えられ、ケース①のように社内の人事異動で退職理由を解決することは困難です。
このような場合、「入社直後に会社を辞めた場合のリスク」も理解したが現状では「目指す待遇やキャリアを実現することは難しい」と判断したなら迷ったりためらったりせずに転職活動を始めましょう。(=ステップ④)
転職活動を始める場合のポイント
繰り返しになりますが、新入社員や第二新卒者の転職活動では大前提として「今回が20代最後の転職」といった覚悟を持って自分に合う会社を選び抜くことが大切です。(※短期間で転職を繰り返して一つの会社に定着しない人材にならないこと)
そのためには速やかに退職の手続きを行いながら、並行して自己分析やキャリアデザイン作成などの転職準備も進めていくことが必要になります。
つぎに新入社員~第二新卒向けの「転職サイト」と、自己分析やキャリアデザイン作成をサポートしてくれる有料の「キャリア相談サイト」、またなかなか退職の手続きが進めることができない方向けに「退職代行サイト」など新入社員~第二新卒向けの「転職時におすすめのキャリアサービス」を紹介します。
【新入社員~第二新卒向け】転職時におすすめのキャリアサービス紹介
新入社員~第二新卒向け逆求人(逆オファー)転職サイト
新入社員~第二新卒向けの若手向けサイトとひと口に言っても様々な特長があって選ぶのに迷ってしまう方も多いと思いますが、若手向けサイト選びでもっとも注目すべきポイントは次の5つです。
【新入社員~第二新卒向けサイト選び 5つのポイント】
- ①第二新卒専門や第二新卒など若手の転職に力を入れている就職サービス
- 新入社員~第二新卒の転職は仕事選びや面接対策などで新卒の時とは違うノウハウや知識が必要になってくるので、専門サービスや若手の転職に力を入れているところであれば、最新の転職情報を入手しながら安心して内定獲得を目指すことができます
- ②コンサルタント(アドバイザー)が在籍
- 転職のプロから若手転職者向けの求人情報を手に入れることができるほか、孤独になりがちな転職活動で相談相手として精神的な支えになってくれます
- ③スカウト機能があるサイト
- 効率的な転職活動ができたり自分に合った仕事に出会える可能性があるほか、スカウトをもらうことで自分への自信にもつながります
- ④適性試験や適職診断ツールの有無
- 新入社員~第二新卒に限らずあらゆる条件の就職活動において成功するためには自己分析は必須ですので診断ツールがあれば役立ちますし、自己PR作成にも使うことができます
- ⑤セミナー・イベントの開催
- 内定の可能性を高めることができる転職セミナーや各種イベントに参加できます
ここではすべてのポイントを満たしながら、中でも従来の転職スタイルを効率的に飛躍させて新たな自分の可能性を探し出せるのに有効なツールとなることで最近人気のスカウト機能がある逆求人(逆オファー)サイトを紹介します。
逆求人(逆オファー)サイトのメリットは次の通りです。
- 今まで気づかなかった適性や強みを発見できる
- 思いがけない企業からのオファー
- 自分にフィットする仕事に出会える可能性
- 効率的な活動ができる
- 活動中の自信や勇気につながる
ここでは大手の新卒就活サイト(リクナビ・マイナビなど)以外で
「新入社員~第二新卒者に力を入れている大手転職サイト」
2つのタイプに分けておすすめのサイトを紹介します。
新入社員~第二新卒者の転職に特化した専門サイト
【おすすめ3サイト比較表】
サイト名 | »いい就職ドットコム![]() | »マイナビジョブ20's | |
---|---|---|---|
①第二新卒専門サイト | ◎(第二新卒/既卒専門サイト) | ◎(マイナビの第二新卒/既卒専門サイト) | ◎(学情の第二新卒/既卒専門サイト) |
②アドバイザー在籍 | ◎(在籍) | ◎(在籍) | ◎(在籍) |
③スカウト機能 | ◎(»アッテミオファーに申し込む![]() | ◎(»スカウトを受ける | ◎(Web履歴書を登録するだけでOK) |
④適性試験 | »20代のキャリア適性診断を受けてみる | ◎(マイナビジョブ20's適性診断) | |
⑤セミナー・イベント | ○(セミナー・イベントあり) | ○(セミナー・イベントあり) | ◎(セミナーあり※イベント多数) |
主な特徴 | 趣味や個性を簡単登録するだけで、人物重視の企業から面談オファーをGET出来る»アッテミオファー![]() | 若手の就職に強い「マイナビ」グループの20代専門サイト | 新卒向け「あさがくナビ」の学情が運営、大規模イベント「就職博」が人気 |
おすすめのタイプ | ①既卒・第二新卒専門のサービスを受けたい方 ②人物重視のスカウト機能»アッテミオファー ![]() | ①新卒就活でマイナビを使い慣れている方 ②東京・関西・東海地方の拠点で就職活動をしたい方 | ①新卒就活であさがくナビを使い慣れている方 ②就職博に参加してみたい方 |
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新入社員~第二新卒者に力を入れている大手転職サイト
【おすすめ2サイト比較表】
サイト名 | ||
---|---|---|
①第二新卒特集 | ◎( | ◎(あり) |
②アドバイザー在籍 | ◎( | ◎(在籍) |
③スカウト機能 | ◎(オファー数が圧倒的に多い | ◎(あり) |
④適性試験 | ◎(自分の強みを分析できる | ◎(キャリアタイプ診断、「自己PR」発掘診断 など) |
⑤セミナー・イベント | ○(セミナー・イベントあり) | ◎(セミナーあり※イベント多数) |
主な特徴 | 転職を考えたら先ず登録すべき「業界No1」求人サイトです。豊富な求人特集(地方・女性・第二新卒など)で転職の可能性が拡がります。 | 転職フェアや多種多様な転職情報コンテンツが人気の大手サイトです。全国12か所に拠点があるので地方転職にも強いです。 |
おすすめのタイプ | ①豊富な求人特集(地方・女性・第二新卒など)を活用したい方 ② | ①転職フェアや多種多様な転職情報コンテンツを利用したい方 ②地方への転職やU・Iターンを目指す方 |
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更に詳しい解説を知りたい方は次の記事も併せて読んでみてください。
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【第二新卒向け】逆求人(逆オファー)型が転職を有利に進められる理由とは?/スカウトやオファーがもらえる逆求人型サイトのメリット・デメリットを徹底解説
第二新卒向け逆求人(逆オファー)型のおすすめサイトを紹介!
おすすめの有料キャリア相談サービス
自己分析やキャリアデザインの作成を「自分だけでは不安だ…」「自信が無い…」「キャリアのプロの方に相談したい…」方は若手向けのキャリア相談サービス(有料)の利用を検討してみましょう。
無料のキャリア相談やキャリアカウンセリングは公的機関(»キャリア形成サポートセンター( 厚生労働省委託事業)など)が実施していますが、対象者は若年層から定年退職者までと幅広く、時間も1回(1時間程度)程度とサポート期間が限られていることから、どうしてもお試し・体験的要素が強くなります。
一方、有料キャリア相談は専門のトレーニングを受けたキャリアコーチから「自己分析」「キャリアデザイン」「転職トレーニング」など高品質なプログラムをベースに短期間(1~3か月程度)に集中してコンサルティングしてもらえるので、無料サービスでは満足できなかった人や20代~30代の第二新卒者、転職希望者など将来のキャリア形成にむけて思い切って自己投資してみようと決断された人がこのサービスを利用しています。
※コース料金の総額が決して安い金額ではないこと(20万円台~数十万円程度)から、各サービスでは初回に限り約1時間程度の無料トライアルカウンセリングが用意されています。複数サービスで迷っている方や自分に一番マッチしたサービスを選びたい方は、この無料体験を利用すれば比較検討が可能です。
【20代向け有料キャリア相談サービス】 | 特徴 |
---|---|
»ポジウィルキャリア | マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービス。自分自身の転職軸をトレーナーと整理し、転職市場で評価される履歴書・職務経歴書の指導から面接対策までしっかりトレーニング。担当者もキャリアカウンセラー・企業採用担当・起業家など採用に関わる人から指導を受けることが可能。【初回無料体験有】»試してみる |
»マジキャリ | キャリアアドバイザーやコーチとの1on1のオンライン面談を通して「あなたの"ありたい姿"を設計し、実現するキャリアコーチングサービス」です。性格診断やキャリアの棚卸しから始めるのでズレのない理想のキャリアへの具体的なアクションが設計できます。【初回無料体験有】»試してみる |
更に詳しい解説を知りたい方は次の記事も併せて読んでみてください。
おすすめの退職代行サービス
「会社はもう辞めよう…」と決意して会社に退職願を提出しても、強引に引き止められてなかかな辞めさせてくれないような場合は「退職代行サービス」を利用する方法があります。
このサービスは
- 退職の意思を伝える
- 退職手続きのサポート
- 給与の未払いや退職金請求など会社との「交渉」(※1)
- 「損害賠償の対応」(※2)
などを本人に代わって対応してくれます。
(※1:退職に関する「交渉」は労働組合又は弁護士が運営する業者のみ可能)
(※2:「損害賠償の対応」は弁護士運営業者のみ可能)
ここでは会社との交渉が法的に認められている弁護士運営・労働組合運営でおすすめのサービスを紹介します。
※左右にスクロールできます
サービス名 | 料金 | 転職サポート有無 | 運営(※万が一の訴訟対応→弁護士〇、労働組合×) | 特長 |
---|---|---|---|---|
»退職110番(弁護士法人運営) | 一律43,800円(税込、内容証明郵便含む)※金銭が絡む請求は別途オプション費発生 | ×無し | 弁護士による対応 | ●労災申請、慰謝料請求、訴訟なども対応可能 |
正社員・派遣・内定辞退…26,800円、パート・アルバイト…19,800円(税込、※追加料金無し) | 〇有り | 労働組合 | ●会社との交渉が法的に認められた労働組合代行 ●損害賠償回避のための円満退職シナリオも提案 | |
正社員・派遣・内定辞退…29,800円、パート・アルバイト…19,800円(税込、※追加料金無し) | 〇有り | 労働組合 | ●日本初の女性向け専門退職代行 ●セクハラなど女性特有の悩みに強み |
新入社員~第二新卒者の転職でよくあるQ&A集
新入社員~第二新卒者の転職に関して、よくあるQ&Aをまとめてみましたので、気になる質問があればチェックしてみてください。
- 新入社員~第二新卒者の転職は「第二新卒専門」転職サイトも利用したほうがいいですか?
- 入社直後~第二新卒の場合は「短期間で退職する」という人生初の経験をして転職活動を行うので、就活よりもさらに様々な不安を抱えている人が多いようです。
また前述の「入社直後~入社3年未満に会社を辞めてしまうリスク」で解説した通り、ネガティブにみられがちな早期の退職理由を「どのようにポジティブな理由に変えて面接官にアピールするか?」など新卒の就活とは違うノウハウが必要です。
さらに「退職準備」と「転職活動」を並行して行うケースもあるので新卒時の就活より時間的・精神的に負担が大きくなりがちです。
このような不安や負担を減らすためには正社員を目指す第二新卒向けに「履歴書の作成方法」や「面接対策」を始め様々なサポートを行ってくれる専門の転職サイトの活用もぜひ検討してみましょう。 - 入社直後~第二新卒を積極採用する企業「=ブラックな会社」ということではないでしょうか?
- 新卒者以外を採用しているから「ブラックな会社では?」ということは一概には言えません。
企業が入社直後~第二新卒者を積極的に採用する場合、「入社直後~入社後3年未満までの若手社員(=第二新卒)で転職するメリット」でも説明した通り「ポテンシャルな人材を説教的に採用したい」といった理由に加えて「予定していた人数の新卒者を採用できなかった」「新規事業への参入が決定したので大至急人材が必要になった」など様々な理由があります。
こういった企業側の情報を確認しながら転職を進めたい場合は、転職エージェントなどの事情に詳しいプロに相談するのが一番確実な方法になります。 - 今の会社を辞めてからじっくり転職活動をしたいのですがかまわないでしょうか?
- 一旦会社を退職してしまうとほとんどの方は無収入になってしまうため経済的に焦りが生じてきて結局不本意な転職活動をしてしまう可能性が高くなります。
ですからできるだけ今の会社は辞めずに在籍したまま早めに転職活動をスタートするようにしましょう。
ただし例外として「今の会社の劣悪な環境(例:ハラスメントによるストレス過多や過酷な長時間労働)で心身の不調を感じ始めている場合などは完全に体調を崩してしまう前に退職しましょう。なぜなら、一度体調を崩してしまうと回復に時間がかかってしまうだけでなく、退職後の転職活動がかなり難しくなってしまうからです。
※何よりもあなたの健康が第一ですので、場合によっては「退職代行サービス」なども利用して無理をせずにスムーズにかつ速やかに退職手続きを進めましょう。
まとめ
記事の内容をまとめます。
- 2021年卒の新社会人のうち退職を検討している人の割合は50%、新入社員なのに早くも就活再開、転職活動を始める若者が急増
- 新入社員~第二新卒者で転職するメリットとは?
- 入社直後~入社3年未満に会社を辞めてしまうリスクとは?
- 「新入社員~第二新卒者の転職」と新卒就活やキャリア採用転職との違い
- 新入社員~第二新卒者の転職手順を解説
- おすすめのキャリアサービス紹介(逆求人(逆オファー)転職サイト、有料キャリア相談、退職代行)
- 新入社員~第二新卒者の転職でよくあるQ&A集
転職が成功すれば環境を一気に変えることができますし、「今の自分には転職することが必要」と判断した場合はすぐに動かないとズルズルと時間ばかりが過ぎていき長期的にみて損をするケースがほとんどです。
新入社員~第二新卒者での転職を決断した方は、まずは退職理由を確認してそれぞれの対応策(2つのケース)を実施したうえで、今回オススメしたようなキャリアサービス(逆求人(逆オファー)転職サイト、有料キャリア相談、退職代行)を利用しながら有利に転職活動を進めていきましょう。
あなたは「成功」の反対は何かご存じでしょうか?「成功」の反対は「失敗」ではありません。
それは「行動しないこと」なのです。
HONDA創業者の本田宗一郎氏もこのような言葉を遺しています。
「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。」
不安や迷いがある現状から抜け出したい方は、失敗を恐れずまずは第一歩を踏み出してみてください。
記事内で紹介した新入社員~第二新卒向けキャリアサービス一覧
サイト名 | »いい就職ドットコム![]() | »マイナビジョブ20's | |
---|---|---|---|
①第二新卒専門サイト | ◎(第二新卒/既卒専門サイト) | ◎(マイナビの第二新卒/既卒専門サイト) | ◎(学情の第二新卒/既卒専門サイト) |
②アドバイザー在籍 | ◎(在籍) | ◎(在籍) | ◎(在籍) |
③スカウト機能 | ◎(»アッテミオファーに申し込む![]() | ◎(»スカウトを受ける | ◎(Web履歴書を登録するだけでOK) |
④適性試験 | »20代のキャリア適性診断を受けてみる | ◎(マイナビジョブ20's適性診断) | |
⑤セミナー・イベント | ○(セミナー・イベントあり) | ○(セミナー・イベントあり) | ◎(セミナーあり※イベント多数) |
主な特徴 | 趣味や個性を簡単登録するだけで、人物重視の企業から面談オファーをGET出来る»アッテミオファー![]() | 若手の就職に強い「マイナビ」グループの20代専門サイト | 新卒向け「あさがくナビ」の学情が運営、大規模イベント「就職博」が人気 |
おすすめのタイプ | ①既卒・第二新卒専門のサービスを受けたい方 ②人物重視のスカウト機能»アッテミオファー ![]() | ①新卒就活でマイナビを使い慣れている方 ②東京・関西・東海地方の拠点で就職活動をしたい方 | ①新卒就活であさがくナビを使い慣れている方 ②就職博に参加してみたい方 |
会員登録はコチラから | »いい就職ドットコムに会員登録する![]() | »マイナビジョブ20'sに会員登録する |
サイト名 | ||
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①第二新卒特集 | ◎( | ◎(あり) |
②アドバイザー在籍 | ◎( | ◎(在籍) |
③スカウト機能 | ◎(オファー数が圧倒的に多い | ◎(あり) |
④適性試験 | ◎(自分の強みを分析できる | ◎(キャリアタイプ診断、「自己PR」発掘診断 など) |
⑤セミナー・イベント | ○(セミナー・イベントあり) | ◎(セミナーあり※イベント多数) |
主な特徴 | 転職を考えたら先ず登録すべき「業界No1」求人サイトです。豊富な求人特集(地方・女性・第二新卒など)で転職の可能性が拡がります。 | 転職フェアや多種多様な転職情報コンテンツが人気の大手サイトです。全国12か所に拠点があるので地方転職にも強いです。 |
おすすめのタイプ | ①豊富な求人特集(地方・女性・第二新卒など)を活用したい方 ② | ①転職フェアや多種多様な転職情報コンテンツを利用したい方 ②地方への転職やU・Iターンを目指す方 |
会員登録はコチラから |
【20代向け有料キャリア相談サービス】 | 特徴 |
---|---|
»ポジウィルキャリア | マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービス。自分自身の転職軸をトレーナーと整理し、転職市場で評価される履歴書・職務経歴書の指導から面接対策までしっかりトレーニング。担当者もキャリアカウンセラー・企業採用担当・起業家など採用に関わる人から指導を受けることが可能。【初回無料体験有】»試してみる |
»マジキャリ | キャリアアドバイザーやコーチとの1on1のオンライン面談を通して「あなたの"ありたい姿"を設計し、実現するキャリアコーチングサービス」です。性格診断やキャリアの棚卸しから始めるのでズレのない理想のキャリアへの具体的なアクションが設計できます。【初回無料体験有】»試してみる |
サービス名 | 料金 | 転職サポート有無 | 運営(※万が一の訴訟対応→弁護士〇、労働組合×) | 特長 |
---|---|---|---|---|
»退職110番(弁護士法人運営) | 一律43,800円(税込、内容証明郵便含む)※金銭が絡む請求は別途オプション費発生 | ×無し | 弁護士による対応 | ●労災申請、慰謝料請求、訴訟なども対応可能 |
正社員・派遣・内定辞退…26,800円、パート・アルバイト…19,800円(税込、※追加料金無し) | 〇有り | 労働組合 | ●会社との交渉が法的に認められた労働組合代行 ●損害賠償回避のための円満退職シナリオも提案 | |
正社員・派遣・内定辞退…29,800円、パート・アルバイト…19,800円(税込、※追加料金無し) | 〇有り | 労働組合 | ●日本初の女性向け専門退職代行 ●セクハラなど女性特有の悩みに強み |
新入社員~第二新卒者の転職に役立つ書籍紹介
時代が求めたベストセラー、16万部突破!!「転職する前に読みたかった」「大切な人に推薦したい」など反響の声、続々!
一生食えて、心から納得のいく仕事が見つかる、転職論の決定版。あらゆる不安やモヤモヤが、ストーリー形式で一挙に解決!
◆本書で解決する「悩み」
・会社を辞めるべきタイミングがわからない
・「年収は下がるけど、魅力的な会社」への転職はありか
・自分の市場価値をどう測るか、そしてどう高めるか
・「中途で入るべき会社」と「新卒で入るべき会社」をどう見極めるか
・「本当にやりたいこと」がいつまでたっても見つからないがどうすればいいのか……etc<Amazonより引用>
終身雇用を前提とした日本型雇用は崩壊を迎えつつあり、徐々にジョブ型雇用(営業職、経理職などの職種を特定して採用する方法)が増加しています。
つまり、日本も欧米型の雇用に近づきつつあるということです。そのような中、アメリカの人材系ビジネスの最前線を走るリンクトインの日本代表として、日本のビジネスパーソンがこれから迎える激動の雇用環境を生き抜くための「最先端のキャリア・働き方の情報」を日本に届けるのが私のミッションです。(中略)
そのような自分でキャリアを選べる時代に、実際に望み通りのキャリアを手にするためには、キャリアに対する考え方のOSを根本的に入れ替え、「転職1.0」から「転職2.0」にアップデートする必要があります。そのような新しい転職のパラダイムを提示するのが本書の目的です。(「はじめに」より抜粋・一部改訂)
<Amazonより引用>