【超売り手市場→大手志向で大丈夫?】地方の優良企業が狙い目な理由

ますます強まる「大手志向」

現在の就職活動は「超売り手市場」状態なため楽観的な学生が比較的多く、「大手・有名企業に憧れる」「大手のほうが給与や福利厚生がしっかりしていそう」などといった理由で大手企業を志望する「大手志向」学生が増加しているといわれています。

それを裏付けるように、最近実施された就職意識に関するアンケートでも
「業界トップの企業を中心に活動するつもり」「大手企業を中心に活動するつもり」
といった回答をした学生が過半数にのぼった、という調査結果もあります。

しかし実際に就職活動がスタートしてみると「希望する大手企業から内定が貰えない」といった声をよく耳にするようになります。

超売り手市場のはずなのにどうしてこのようなことになるのでしょうか?

データで読み解く大企業の真の求人倍率【大企業と中小企業で二極化する就活戦線】

案内人

ではここで大手企業の求人人数と就職希望者数からみた「求人倍率」を見てみましょう

求人総数 就職希望者数 求人倍率
大企業①(社員5000人以上) 約5.1万人 約13.9万人 0.37倍
大企業②(社員1000~4999人) 約14.3万人 約13.8万人 1.04倍
大企業③(社員300~999人) 約15.6万人 約10.9万人 1.43倍
中小企業(社員300人未満) 約46.3万人 約4.7万人 9.91倍

(出典:第35回 ワークス大卒求人倍率調査(2019年卒) http://www.works-i.com/surveys/graduate.html)

こうしてみると大卒内定率が過去最高の91.9%(2019年2月時点)だった2019年卒の就活でも社員1000人以上の大手企業では以下の通り求人倍率が1倍を切る激戦状態だったことがわかります。

求人総数19.4万人(①5.1万人+②14.3万人)÷就職希望者数27.7万人(①13.9万人+②13.8万人)=0.7倍(社員1000人以上の大手企業求人倍率)

※社員300人以上の大企業①~③で見ても、求人総数35.0万人÷就職希望者数38.6万人=0.91倍と1倍を切っています。

また最近のニュースでは超大手企業といわれる3メガバンクや大手証券会社、大手生命保険会社などがこぞって新卒採用減に転じたという報道がありました。

さらに2019年3月現在、日本は米中貿易摩擦により中国経済が減速し始めた影響を大きく受けて2012年12月から長く続いた景気が後退期に入った可能性が高い(「景気後退局面」)と報じられています。

これにより企業の収益が大幅に悪化するようなことがあれば、今後中国に拠点を置くメーカーなどを中心に採用人数を絞ってくる可能性も出てくると考えられます。

これらのデータやニュースなどからわかるように「超売り手市場」といわれる現在であっても「大手企業の採用枠は非常に狭き門」であることを肝に銘じて、早々に「今年の就活も余裕みたいだから自分は大手志向」などと決めつけることなく幅広い視野で就活を進めていくことが大切だといえるでしょう。

「就活格差社会」到来…無内定の悲劇を避けるために意識すべきこと(現代ビジネスより)

この記事では

  1. 好景気(と学生が感じている)状況が発生(現在のアベノミクス景気、人手不足などの経営環境)
  2. 甘い目論見を立ててしまい大企業のみを受ける就活生が増える
  3. 大企業だけを受けて、全部落ちてしまう就活生が増える
  4. 就活格差(早期に大手企業に内定が決まる学生と無内定のままの学生)の状況が生まれる

このような「無内定の悲劇」に警鐘(けいしょう)を鳴らしており、このような状況を避けるために3つのポイントをあげています。

1. 就活を開始する時期を早める
2. 受ける企業を増やす
3. 大企業以外も見ていく

また

学生は「大企業なら安泰だし、ホワイトだし、福利厚生がある」と思いがちである。しかし大企業にも労基法を一切守らないブラック企業はある。パワハラがひどい部署は、どの会社も持ちうる。福利厚生があるとは限らない。

として中小企業も受けることをすすめています。

地方学生・地方出身者やUターン・Jターン就活生は地元の優良企業に目を向けてみるのも手です

地方には無名でも「高給与」だったり、東京に比べて相対的に「残業時間が少ない」など、隠れた就職人気の「ホワイト企業」が少なくありません。

また記事内ではこんな声もあります…

(前略)トップランクの高給を誇り、長時間労働で有名な都内の総合商社も今でこそ働き方改革に熱心だが、ある総合商社の役員から「総合商社の役員の半分の家庭は崩壊していますよ」と、冗談とも本気ともつかぬ話を聞いたことがある。(後略)

日本はいわゆる「東京一極集中」状態といわれていて、政治・経済・文化などが集まっています。

そして数多くの大手企業が本社を構えており給与水準も高くなっています。

案内人

東京の中心地のオフィス街にドンと本社を構えるような大手企業ともなれば間違いなく高収入でしょうけど、入社は超難関。しかも入社してからは更に日々強烈なプレッシャーとストレスが待っているんでしょうね…

ところで皆さんはワークライフバランス(仕事と生活の調和)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

新社会人の74.6%が仕事のやりがいよりワークライフバランスを重視しているという調査結果が出ています。

案内人

長い人生を見据えて仕事とプライベートのバランスを重視する⇒ワークライフバランスを重視した生き方ですね

男性

それとも仕事を人生の重要な構成要素を考えてそこのやりがい・生きがいを見出していく⇒仕事中心の生き方ですね

人生において「仕事」をどう位置づけるかは人それぞれなので正解はありませんが、ワークライフバランスを重視した生き方を選択したいと思ったら地方の優良企業に目を向けるのも魅力的な選択肢の一つになるということが理解していただけたかと思います。

ところが地方の優良企業は地元でも隠れた人気があるため、大手企業に多くの就活生が目を向けている期間に既に選考を終えてしまっているということもありますので、このような企業の内定を目指す場合は大手企業の応募と並行して進めていくことが必須になります。

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まとめ

  • 希望する大手企業の内定獲得に自信の持てない方
  • UターンやJターンを考えている方
  • 幅広い視野で就活をしたい方
  • ワークライフバランス(仕事と生活の調和)を重視した生き方を目指したい方

以上のチェックリストに当てはまる就活生の皆さんは簡単に全国各地の仕事検索ができる
【就活オンライン】を是非一度利用してみてください。
※繰り返しになりますが、地方の優良企業への就活は希望する都会の大手企業の応募と「並行して」進めていくことが内定獲得の鍵となります!

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