「働きやすさ」の視点でまとめた「スマートワーク経営調査」総合格付け上位企業(2018年版)

「働きやすさ」の視点でまとめた「スマートワーク経営調査」総合格付け上位企業(2018年版)

日本経済新聞社より「働きやすさ」の視点でまとめた「スマートワーク経営調査」が公表されました。

 

これは

 

  • 多様で柔軟な働き方の実現
  • 新規事業などを生み出す体制
  • 市場を開拓する力

 

の3要素とさらにコーポレートガバナンス(企業統治)など「経営基盤」の要素も加えて、組織のパフォーマンスを最大化させる取り組みを「スマートワーク経営」と定義した上で、各社の総得点を算出して格付けを行ったものです。

 

この調査結果の中で特に注目すべき点は企業が経営の主要テーマとして「人材」について考えていることです。

 

経営課題について聞いたところ、「人材の育成」(16.1%)「従業員の労働生産性向上」(12.2%)など人材や働き方に関する項目を多くの企業が選んでおり、中でも19年度研修費は16年度比で約1割増加となる見通しとなっています。

「スマートワーク経営調査」総合格付け上位44社(50音順)

★★★★★(偏差値70以上)【14社】

・アサヒグループHD・イオン
・NTTドコモ・キリンHD
・コニカミノルタ・コマツ・サントリーHD
・ソフトバンク・SOMPOHD
・ダイキン工業・東京海上HD
・日立製作所・ファーストリテイリング
・富士フイルムHD

★★★★☆(偏差値65以上70未満)【30社】

・味の素・アズピル
・アフラック生命保険・伊藤忠商事
・ANAHD・エーザイ・SCSK
・NTTデータ
・MS&ADインシュアランスグループHD
・花王・KDDI・サッポロHD
・資生堂・大和証券グループ本社
・帝人・東レ・TOTO・日清食品HD
・日本たばこ産業・日本ユニシス
・ネスレ日本・野村HD・ファンケル
・みずほフィナンシャルグループ
・三井物産・三菱ケミカルHD・ヤフー
・ユニチャーム・LIXILグループ
・リクルートHD

(注)HDはホールディングス

スマートワーク経営調査評価方法

スマートワーク経営調査は「人材活用力」「イノベーション力」「市場開拓力」の3分野に、企業の持続的発展のために必要とされる「経営基盤」を加えた4分野で構成される。企業向けアンケート調査や消費者調査、公開データなどから19の評価指標を作成し、企業を評価した。

(「人材育成へ投資1割増、働き方改革で原資」日経電子版記事(2018.11.19)を基に作成)

 

ホワイト企業の見分け方一覧

  • 「平均残業時間」が少ない

  • 「新卒社員や女性社員の離職率」※「3年後離職率」などが低い

ポイント
※「3年後離職率」でみると、厚生労働省が毎年公表している大学新卒者の平均値は30%前後なので、これを基準に各企業の離職率の高さが判断できます。

 

  • 「有休消化率」「待遇面の満足度」「法令順守(コンプライアンス)意識」「男性社員の育休取得率」などが高い

  • 「福利厚生」「研修・教育制度」が充実している

  • 「勤務地」「勤務時間」などで多様かつ柔軟な制度を導入している(「フレックス」「リモートワーク・テレワーク」「ワークシェアリング」など)

(リモートワークに特化した転職サイト:»リモートビズ※エンジニア・デザイナー向け、»ReWorks(リワークス)※幅広い仕事有り、»ママワークス※主婦・ママ向け)

  • ユニークかつ機能的なオフィス環境を整備している

  • 法定雇用率以上の障がい者を雇用している

参考
※障がい者雇用の「法定雇用率」=平成30年4月1日より2.2%→令和3年3月1日から2.3%へ

 

(障がい者のための転職・就職支援サービス:»dodaチャレンジ»障害者雇用バンク»障がい者転職エージェント【Agent-Sana】

  • 女性社員育児支援に積極的である(「育児復帰支援」「社内託児所設置」「男性の育休取得促進」など)

以上のような項目を多く取り入れている企業は、働き方改革により様々な働き方を促進することで、生産性を高めて長時間労働削減に努めながら多様な人材を活用することを真剣に取り組んでいる「ホワイト企業」といえるでしょう。

 

案内人

今回の「スマートワーク経営」の選出基準にもある「多様で柔軟的な働き方の実現」経営課題となっている「人材の育成」などはホワイト企業の条件として共通する部分がありますので、特に「ホワイト企業」への就職・転職を目指す方はご自身の就職・転職活動へ上手に活用するようにしてみてください。

 

【最後に】ホワイト企業への就活・転職を目指すべき4つの理由

多くの方が「ホワイト企業へ就職したい」と希望するのはなぜでしょうか?

 

最後にホワイト企業への就活・転職を目指すべき4つの理由を解説していきます。

 

  • 成功のチャンスが多い

    通常、ホワイト企業では事業が拡大・成長していきますので、成果を上げるチャンスが増えるほか仕事にやりがいを感じる可能性も高まって、結果的に成功するチャンスが多くなります。

  • 待遇(年収・福利厚生・研修制度など)が良い

    普通の企業よりもホワイト企業の方が一般的には平均年収も高くなるほか、企業年金・社宅などをはじめ柔軟な勤務体系や各種休暇制度などの福利厚生や研修制度・人材育成システムなどが充実しています。

  • 自分自身を向上させる機会が増える

    ホワイト企業には比較的優秀な人材が集まってくることから、仕事を通じて一流の仕事の仕方や考え方を吸収して自らのレベルを向上させる機会が増えます。

  • 健康的に継続して働くことができやすい

    これはいうまでもないことですが、劣悪なブラック環境では「過度なノルマや猛烈なプレッシャー」「サービス残業の強制」「パワハラ・セクハラ」などで疲弊してしまい、最悪の場合は心身の健康を害してしまうかもしれませんが、ホワイト企業ならば健康的に継続して働くことができやすくなります。

     

このようにキャリア形成や人生設計の点からもホワイト企業で働くことのメリットは計り知れませんが、当然就職人気も高く「狭き門」となるので、漠然(ばくぜん)と就活や転職活動をしていてはホワイト企業に巡り合うことは難しいでしょう。

 

ホワイト企業を探すのに活用したいサイト紹介記事

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