「健康経営銘柄2018」選定企業26社について

「健康経営銘柄」とは?

経済産業省では従業員等の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に取り組んでいる企業を「健康経営銘柄」として毎年選定しています。

 

本来は投資家向けの情報ですが、現在では学生の間で「健康経営に力を入れる企業」は働きやすく安心して勤められる“ホワイト企業”だという認識が広がっていることから、どの企業が健康経営銘柄に選ばれたかといった情報が就活時にホワイト企業を選定する重要な判断材料となりつつあります。

 

そこで企業側も人材確保の観点から健康経営に取り組む企業が増えるという好循環になっているのです。

 

今回、第4回目となる2018年は26業種26社が選定されましたが中でも初年度から4年連続で選ばれている企業が6社ありました。

 

健康経営銘柄に4年連続で選ばれている企業6社
・花王株式会社
・テルモ株式会社
・TOTO株式会社
・株式会社大和証券グループ本社
・東京急行電鉄株式会社
・SCSK株式会社

 

この6社は早くから従業員の健康管理に継続して取り組み働きやすさを追求し続けている「真のホワイト企業」といえるでしょう。

 

参考:【健康経営銘柄とは】
経済産業省は、東京証券取引所と共同で、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、 戦略的に取り組んでいる企業を、原則1業種1社「健康経営銘柄」として選定することとしています。本取組では、東京証券取引所に上場している企業の中から「健康経営」に優れた企業を選定し、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家にとって、魅力ある企業として紹介することを通じ、健康経営に取り組む企業が社会的に評価され、より「健康経営」の取組が促進されることを目指しています。なお、この取組は、日本再興戦略に位置づけられている「国民の健康寿命の延伸」に向けた施策の一つとして実施するものです。
第3回目となる今回は、24業種から24社が選定されました。選定にあたっては、経済産業省が実施した「平成28年度健康経営度調査※」の回答結果を、(1)「経営理念・方針」 (2)「組織・体制」 (3)「制度・施策実行」 (4)「評価・改善」 (5)「法令遵守・リスクマネジメント」 という五つのフレームワークから評価した上で、財務面でのパフォーマンス等を勘案して選定しました。
※経済産業省が、国内全上場会社(3,640社*)等に「平成28年度健康経営度調査(従業員の健康に関する取り組みについての調査)」を実施。(*平成28年8月26日時点)<選定基準>
1.「健康経営度調査」の総合評価の順位が上位20%以内であること
2.過去3年間のROEの平均値が8%以上又は業種中央値以上
であること
※その他:重大な法令違反等がないこと(経済産業省HPより)

 

「健康経営銘柄2018」選定企業24社一覧

ホワイト企業の見分け方一覧

  • 「平均残業時間」が少ない

残業そこそこの「隠れホワイト企業」が多いとされる地方/地元/U・Iターン転職やリモート求人向け転職サイト:»ヒューレックス※地方に強い転職エージェント、»はたらいく※リクルート運営の地元・地域密着型の転職・求人サイト»リモートビズ※リモート、週3日、時短などの地元ワーク求人サイト

  • 「新卒社員や女性社員の離職率」※「3年後離職率」などが低い

ポイント
※「3年後離職率」でみると、厚生労働省が毎年公表している大学新卒者の平均値は30%前後なので、これを基準に各企業の離職率の高さが判断できます。

 

  • 「有休消化率」「待遇面の満足度」「法令順守(コンプライアンス)意識」「男性社員の育休取得率」などが高い

 

  • 「福利厚生」「研修・教育制度」が充実している

平均残業時間、離職率、有給消化率、福利厚生、研修制度充実などがチェックできる転職サイト:»リクナビNEXT※多彩な検索機能が人気の「実績No1」求人/転職サイト、»マイナビ転職※求人票が見やすく検索機能も使いやすいと評判の若手向け転職サイト、»転職会議※国内最大級の口コミサイト

  • 「勤務地」「勤務時間」「働き方」などで自由かつ柔軟な制度を導入している(「フレックス」「リモートワーク・テレワーク」「副業可」など)

リモートワーク・テレワークに特化した転職サイト:»リモートビズ※エンジニア・デザイナー向け地元ワーク求人サイト»ReWorks(リワークス)※幅広い仕事有り»ママワークス※主婦・ママ向け

  • ユニークかつ機能的なオフィス環境を整備している

  • 法定雇用率以上の障がい者を雇用している

参考
※障がい者雇用の「法定雇用率」=平成30年4月1日より2.2%→令和3年3月1日から2.3%へ

 

障がい者のための転職・就職支援サービス:»dodaチャレンジ»障害者雇用バンク»障がい者転職エージェント【Agent-Sana】

  • 女性社員育児支援に積極的である(「育児復帰支援」「社内託児所設置」「男性の育休取得促進」など)

ワーママ/ママキャリ向け転職サイト:»リアルミーキャリア※ワーママ向け転職エージェント、»LIBZ(リブズ)※リモート系のママキャリ求人に強い転職サービス

以上のような項目を多く取り入れている企業は、働き方改革により様々な働き方を促進することで、生産性を高めて長時間労働削減に努めながら多様な人材を活用することを真剣に取り組んでいる「ホワイト企業」といえるでしょう。

 

案内人

今回の「健康経営銘柄2018」の選出理由である「従業員等の健康管理を経営的な視点で考える企業」はホワイト企業の条件として共通する部分がありますので、特に「ホワイト企業」を目指す方はご自身の就職・転職活動へ上手に活用するようにしてみてください。

 

【最後に】ホワイト企業への就活・転職を目指すべき4つの理由

多くの方が「ホワイト企業へ就職したい」と希望するのはなぜでしょうか?

 

最後にホワイト企業への就活・転職を目指すべき4つの理由を解説していきます。

 

  • 成功のチャンスが多い

通常、ホワイト企業では事業が拡大・成長していきますので、成果を上げるチャンスが増えるほか仕事にやりがいを感じる可能性も高まって、結果的に成功するチャンスが多くなります。

  • 待遇(年収・福利厚生・研修制度など)が良い

    普通の企業よりもホワイト企業の方が一般的には平均年収も高くなるほか、企業年金・社宅などをはじめ柔軟な勤務体系や各種休暇制度などの福利厚生や研修制度・人材育成システムなどが充実しています。

  • 自分自身を向上させる機会が増える

    ホワイト企業には比較的優秀な人材が集まってくることから、仕事を通じて一流の仕事の仕方や考え方を吸収して自らのレベルを向上させる機会が増えます。

  • 健康的に継続して働くことができやすい

    これはいうまでもないことですが、劣悪なブラック環境では「過度なノルマや猛烈なプレッシャー」「サービス残業の強制」「パワハラ・セクハラ」などで疲弊してしまい、最悪の場合は心身の健康を害してしまうかもしれませんが、ホワイト企業ならば健康的に継続して働くことができやすくなります。

     

このようにキャリア形成や人生設計の点からもホワイト企業で働くことのメリットは計り知れませんが、当然就職人気も高く「狭き門」となるので、漠然(ばくぜん)と就活や転職活動をしていてはホワイト企業に巡り合うことは難しいでしょう。

 

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