【解説】「えるぼし」と「くるみん」とは?/ホワイト企業を目指す女性は要チェックの制度です

ホワイト企業を目指す女性はチェックしておきたい2つの制度

「えるぼし」と「くるみん」はワークライフバランス(=仕事と生活の調和)を重視したり、「ホワイト企業」への就職や転職を目指す女性を中心に最近注目されはじめていますが、あなたは内容や違いをご存じですか?

 

この2つの制度をひとことでいうと

 

のめやすになる「えるぼし」

のめやすになる「くるみん」

 

ということになります。

 

働く女性向けのライフスタイルメディア-Cinq(サンク)-でも「女性が活躍する会社に転職したい! 会社を選ぶ目安にしたい2つの制度(2020年7月)」といった内容で「えるぼし」と「くるみん」を特集しています。

 

 

このようなことからもわかるように、あなたが目指している会社が2つの制度に認定されているかどうかをチェックすれば

 

  • 女性にとって働きやすい会社なのか?
  • 女性に優しい会社なのか?
  • 多様な働き方やワークライフバランス(仕事と生活の調和)を実現できる会社なのか?

 

などいわゆる女性にとってホワイトな会社かどうか?を見極めるのに参考となるでしょう。

 

そこでこの記事では「女性に優しい会社(女性が働きやすい会社)」を目指しているあなたに向けて

 

  • 「えるぼし」と「くるみん」の内容やちがいについて
  • 「えるぼし」や「くるみん」認定企業が働く女性にオススメの理由
  • 2つの制度の認定企業を検索するのに便利な女性向け転職サイト

 

などを解説しています。

 

女性が安心して働ける「女性向けホワイト企業」への就活や転職の参考にしたい方は必見なので最後までチェックしてみてください。

 

「えるぼし」と「くるみん」とは?

「えるぼし」と「くるみん」それぞれの意味

最初に「そもそもこの2つの呼び名って聞きなれないけどどういう意味だろう?」と思った方のためにそれぞれの意味を解説します。

 

解説:認定マーク「えるぼし」の意味
認定マークは、「L」が描かれた円の上に「星」が輝いているデザインです。「L」には、Lady(女性)、Labour(働く、取り組む)、Lead(手本)などさまざまな意味があり、「円」は企業や社会、「L」はエレガントに力強く活躍する女性をイメージしています。

 

解説:認定マーク「くるみん」の意味
・赤ちゃんが大事に包まれる「おくるみ」と、「職場ぐるみ・会社ぐるみ」で子供の育成に取り組もう、という意味が込められています。
・マークのイメージとして、子どもが優しく“くるまれている”というあたたかい印象が強いこと。企業(会社)“ぐるみ”で、仕事と子育ての両立支援に取り組むこと。これらの考えから、“くるむ”⇒“くるみ”⇒“くるみん”とつけられました。
※一般公募から2名の方が名付けて選ばれた愛称です

 

のめやすになる「えるぼし」

「えるぼし」とは女性活躍推進に対して一定の基準を満たしている企業を認定する制度で、厚生労働大臣から「えるぼし認定」のマークが発行されます。

 

この認定マークは、評価5項目のうち基準を満たしている項目数によって3段階に変わります。

参考:評価5項目とは?

  1. 採用(採用時の競争倍率が男女で大きく異なっていないか?)
  2. 継続就業(「平均継続勤務年数」「10年目定着率」が男女で大きく異なっていないか?)
  3. 労働時間等の働き方(残業・休日出勤などで労働基準法をまもっているか?)
  4. 管理職比率(管理職や管理職候補の女性が著しく低くないか?)
  5. 多様なキャリアコース(雇用形態の転換(非正社員※ex.派遣→正社員など)や職種転換(一般職→総合職など)、再雇用などの実績)

 

また、女性の活躍推進への取り組み状況が特に優良な企業に対しては上位認定となる「プラチナえるぼし」も創設されています。

 

案内人

「えるぼし」は女性の働きやすさの指標となるものです

のめやすになる「くるみん」

「くるみん」とは従業員の子育て支援に積極的に取り組んで一定の基準を満たしている企業を認定する制度で、対象企業は「子育てサポート企業」として厚生労働大臣から「くるみん」認定マークが発行されます。

 

認定には

  • 「75%以上の女性社員が育児休業を取得している」
  • 「短時間正社員や在宅勤務などの制度・措置がある」

など計10個の条件をクリアする必要があります。

 

また、くるみん認定をすでに受けた企業がより高い認定基準を満たした企業には「プラチナくるみん」が認定され継続的な取り組みを支援・促進する制度となっています。

 

案内人

「くるみん」は子育てサポート企業の指標となるものです

「えるぼし」と「くるみん」認定企業が働く女性にオススメの理由

企業にとって「えるぼし」と「くるみん」取得のメリットとは?

・認定難易度の高い「えるぼし」と「くるみん」

「えるぼし」認定企業数は年々増加していて令和2年12月末時点では合計1,215社になっています。

 

しかし総数で見ると届け出企業約2万5千社に対して認定企業の割合は全体の5%なので認定のハードルはかなり厳しいといえます。

 

また「くるみん」認定企業数も令和元年10月末時点で「プラチナくるみん」認定企業を含めて合計約3,530社ですので「えるぼし」同様に認定されるのは大変なようです。

 

(以上厚生労働省HPより)

 

このように認定はかなり難しいのにもかかわらず企業が取得を目指すのはなぜでしょうか?

 

それは「えるぼし」と「くるみん」を取得することで次のような大きなメリットがあるからです。

 

解説:企業側のメリット

  • 自社ブランドのイメージアップや知名度向上などが期待できます
  • 就活生や転職者へのアピールになるので優秀な人材確保へ繋がります
  • 低利融資の優遇措置(→えるぼし)や税制上の優遇措置(→くるみん)などを受けることができます

 

中でも特に注目したいのは「就活生や転職者へのアピールになるので優秀な人材確保へ繋がります」の部分です。

 

すなわち2つの認定マークは

 

  • 結婚や出産後も働き続けたい女性を積極的に採用する企業
  • キャリアアップを目指す仕事への意欲が高い女性を積極的に採用する企業
  • 仕事と子育てを両立させたいと考える女性を積極的に採用する企業

 

といった証(あかし)になります。

 

案内人

認定をアピールすることで結果的に優秀な人材確保へとつながります。またホワイト企業には優れた人材が集まってきます。

 

一方で働く側から見れば「女性にとってホワイトな会社」「女性に優しい会社(女性が働きやすい会社)」のめやすになるので「えるぼし」と「くるみん」認定企業は働く女性にオススメの会社となります。

 

2つの制度の認定企業を検索するのに便利な女性向け転職サイトとは?

女性向け転職サイトの選び方にはコツがあります。

 

次に紹介する記事では女性向けサイトの種類・タイプや自分にマッチした転職サイトの選び方と注意点さらにはおすすめサイトなどについて解説しています。

 

女性向け転職サイトはもちろん「えるぼし」と「くるみん」認定企業に注目していますしこれらの企業を検索することもできますので、自分にフィットする転職サイトを記事を参考に見つけてみましょう。

 

商品3
≫【大手総合/キャリア系/ワーママ向】女性向け転職サイトの選び方やおすすめサイトを解説
女性向けサイトの種類・タイプや自分にマッチした転職サイトの選び方と注意点さらにはおすすめサイトなどについて解説しています。

 

2つの制度に認定されている求人数が豊富なことや、女性の活躍支援に特化した「女性活躍推進コンサルティングチーム」を立ちあげて女性の転職やキャリアアップに力を入れているサイト「パソナキャリア」をチェックしたい方はこちらの解説記事もご覧ください。

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≫【特集】女性の転職ならパソナキャリア
女性の転職サポートに数多く携わってきた専任アドバイザーがキャリアアップをサポートしてくれることで人気のパソナキャリアを徹底解説しています。

まとめ


現在は多様で柔軟な働き方を実現したりワークライフバランスを重視した社会となりつつあります。

 

今までの人手不足な環境から新型コロナの影響によって就職・転職市場にも厳しさが出始めてはいますが、中長期的に見れば「女性活躍推進」「子育てサポート」などに対して真剣に取り組まない企業はいずれ淘汰(とうた)されることになるでしょう。

 

記事では

 

  • 女性の活躍推進状況が優良な働きやすい企業が認定される「えるぼし」
  • 仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる子育てサポート企業が認定される「くるみん」

 

2つの認定制度について解説しました。

 

女性の活躍推進や従業員の子育て支援に積極的に取り組んで、厚生労働省から「えるぼし」や「くるみん」の認定を受ける企業は年々増加していますが、認定企業の割合はわすか数%とまだまだ少ないのが現状です。

 

繰り返しになりますが、あなたが目指している会社が2つの制度に認定されているかどうかをチェックすれば

 

  • 女性にとって働きやすい会社なのか?
  • 女性に優しい会社なのか?
  • 多様な働き方やワークライフバランス(仕事と生活の調和)を実現できる会社なのか?

 

などいわゆる女性にとってホワイトな会社かどうか?を見極めるのに参考となるでしょう。

 

ホワイト企業で働きたいと考えている女性は今後の会社選びの際にこの2つの制度をぜひチェックしてみてください。