
ブラック企業に“洗脳”されやすい人の9つの特徴
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●ブラック企業は社員を働かせやすいように洗脳するとのことですが、洗脳されやすいかどうかを見極める9つのチェックリストです。
逆にいえば9つのリストに該当しないように自ら考え行動していくことがブラック企業から身を守るために大切であるということになるでしょう。
ブラック企業に“洗脳”されやすいかどうかを判断するために、下記の1~9をチェックしてみましょう。
- 仕事や毎日の生活で強いストレスを感じている。
- 他者を疑うことを知らない。
- 自分で考えるより、誰かに判断してもらうほうが好みである。
- まじめで責任感が強い。
- 人から何か頼まれると断れない性格である。
- 世間知らずである。または、人からそのように指摘される。
- 人生やキャリアにおける将来の目標がない。
- 自分の能力や価値観に対して自信が持てない。
- ひとり暮らしである。または身近に相談できる人がいない。
これらのうち4つ以上当てはまるようだと、“洗脳”されやすい人だと言えます。それぞれについて簡単に解説していきましょう。
1. 仕事や毎日の生活で強いストレスを感じている
強いストレスにさらされていると、人は正常な判断ができにくくなります。ブラック企業が社員に大量の仕事やノルマを押し付けるのは、こうして正常な判断力を奪うことが目的でもあります。
2. 他者を疑うことを知らない
「他者が自分をだますことはないはずだ」「誰かが自分を利用するなんてありえない」と信じ込んでいる人ほど、容易に他者につけ込むすきを与えてしまいます。
3. 自分で考えるより、誰かに判断してもらうほうが好みである
自分で考えて行動できない人は、上司の言うがままに仕事してしまう危険があります。また自分で考えるくせがないため、自社がブラック企業だと気付けません。
4. まじめで責任感が強い。
まじめなで責任感の強い人ほど、過重労働であっても「業務を達成しないといけない」と思い込んでしまいがち。上司から明らかなパワハラを受けても、「自分が悪いんだ」と思い詰めてしまいます。
5. 人から頼まれると断れない性格である。
仕事をこなせるのは良いことですが、あなたがNOと言えないことにつけ込んで、過重労働や理不尽な罰則を課してくる人もいます。
6.世間知らずである。または、人からそのように指摘される。
世の中の実態や社会の動きを知らないと、「会社っていうものはこういうものだ」というブラック企業の非合理な言い分についても、疑うことなくそのまま受け入れてしまう危険性があります。
7. 人生やキャリアにおける将来の目標がない。
目標がなく、ただなんとなく働いている人は、他者からのコントロールを「まあいいか」と受け入れてしまいやすいもの。逆に、目標がある人は、自分の生き方を自分で舵取りすることができるので、断るべきときにはNOと言えます。
8. 自分の能力や価値観に対して自信が持てない。
ブラック企業では、「だからお前はダメなんだ」「そんな考え方は通用しない」と社員の考え方や能力を否定します。自分の能力や価値観に自信がない人ほど、こうした言葉を受け入れてしまいます。
9. ひとり暮らしである。または身近に相談できる人がいない。
周囲に相談相手がいなかったり、比較できる人がいなかったりすると、ブラック企業の無茶な言い分も「会社ってそういうものか」と思い込みやすくなります。辛いことも1人で抱えてしまうので、ますます追い詰められやすくなります
ブラック企業における“洗脳”とは、会社の言うがままに従う社員をつくることが目的です。そのため、「自分で考えるくせがない人」や「ものごとを批判的に検討できない人」、「他者から言われたままに受け入れてしまう人」ほど“洗脳”されやすくなります。
逆に、「上司はこう言っているが本当かな?」「この会社に問題はないだろうか?」と自分で考え、見直すようにすれば、ブラック企業の“洗脳”の手口にも気づきやすくなるでしょう。
(キャリコネ)

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