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東京より幸せ「地方の給与1位企業」20社(プレジデントオンライン)

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●地方の給与トップ企業の実態についてレポートした報道です。大都市圏に比べると地方の企業の給与は低めですが、残業時間や生活費・生活環境までトータルでみると個人の価値観や考え方にもよりますが、大変魅力的な勤め先であり「ホワイトな職場環境」であるともいえるでしょう。

 

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都市部に比べ、地方の企業の給与は低めだ。だが、幸せなのはどちらだろう。残業は少なく、有給もとれて、給与はそこそこ。そんな「地方の給与トップ企業」の実態とは――。

■給与1位企業、山梨1537万円 福島1327万円

東京と地方との間には所得格差が存在する。その結果、地方の人々は高い給与を求めて東京に殺到し、一極集中が起きる。

東京都の労働者の平均給与額は40万3000円(41.4歳)と47都道府県でダントツだ(厚生労働省「2016年賃金構造基本統計調査」)。

2位の神奈川県の36万9000円、3位の大阪府の35万7000円を大きく引き離している。新卒の学生や転職者が東京の会社に就職したがるのもうなずける。

▼地方には、無名でも高給与の企業があった!

だが、地方には東京ほど給与が高くなくても、社員の自社に対する評価(満足度)が高い会社もある。

雑誌『プレジデント』(2017.6.12号)では、社員クチコミサイト「Vorkers」の調査協力により、「働き方の社風別 給料のいい会社ランキング」を掲載した。今回、このデータから、各地方の給与トップ企業(40歳の推定年収)と、社員の自社クチコミ評価(5点満点)が最も高い企業を、日本の全国地図のうえにマッピングした。

地方の給与トップ企業と社員評価トップの企業を記したマップをご覧いただくと、各地方の特徴がみえてくる。

■高給与ではないが、社員の評価が高い地方企業はこれだ

特徴的なのが愛知県だ。「給与」は豊田通商がトップ、「社員評価」はトヨタ自動車がトップで、いずれもトヨタグループが占めている。「トヨタ王国」は健在といえる。

ちなみに愛知県の労働者のボーナスを加えた2016年の平均年収は536万円(41.3歳、厚労省調査)。それに対して前出2社の40歳の推定年収は900万円前後(豊田通商が940万円、トヨタ自動車が865万円)とはるかに上回る。

一般的に年収が1000万円近くの企業の社員は、たとえ長時間労働など職場環境が多少悪くても自社評価(満足度)が高くなる傾向にある。

トヨタ自動車は年収の高さに加え、長期雇用を掲げた安定的な雇用制度をとり、さらに平均残業時間が29時間と少なく、有休消化率も82%となっている。社員の評価がトップクラスというのも当然だろう。

▼福島の給与1位 東邦銀行は県内平均年収より200万多い

興味深いのは、全国的な水準でみれば高給とはいえないが、社員の評価が高い企業があることだ。たとえば、東北地区で最も社員評価の高い東邦銀行(福島県)の40歳の推定年収は652万円。東京の会社の中では「平均よりやや上」程度の水準である。

それなのに、なぜ社員評価が高いのか。その理由のひとつとして、地元の他の企業に比べて、相対的に給与が高いことがあげられる。

福島県のボーナスを加えた平均年収は411万円(42.5歳)。東邦銀行と比べると200万円以上も低い。福島県で東邦銀行に勤めるということは、県内平均よりはるかに高い水準の給与を得ることになるわけだ。

■給与1位 石川はEIZO、福岡はアイ・ケイ・ケイ

また、中部地区の社員評価トップのEIZO(石川県)の年収は534万円、九州地区の同トップのアイ・ケイ・ケイ(福岡県)は485万円。東京都の平均年収606万円は下回っているものの、石川県の平均年収435万円、福岡県の平均年収437万円と、県内平均を上回る高水準といえる。EIZOの社員の社員クチコミでも「社風は悪くなく、居心地はとてもいい」という声が上がっている。

東京だと40歳で500万円前後の年収では、住宅費や子供の教育費などの出費を考えると、決して暮らし向きは楽ではないだろう。だが、地方であれば、東京に比べて住宅費をおさえることができる。そう考えれば、年収は東京の企業より低くても、生活水準や満足度は高くなるはずだ。

▼地方企業は残業時間がこんなに少ない

地域内での相対的な給与水準の高さに加えて、「社員評価が高い」もう1つの理由は、労働時間かもしれない。表を見ると、地方企業の月間平均残業時間はおおむね少ない。

たとえば、北海道電力33時間、東邦銀行(福島)27時間、EIZO(石川) 29時間、シャルレ(兵庫)19時間、山陰合同銀行(島根)15時間、アイ・ケイ・ケイ(福岡)34時間となっている。

これは前回記事で紹介した「給与も社員のクチコミ評価も高い会社ランキング10(すべてが東京に本社がある)」の企業のうち、30時間台だったのは2社だけで、8社は40~80時間だったのとは極めて対照的だ。

いずれも週休2日、月20日勤務で試算すれば、1日の残業時間は2時間を下回っている。シャルレ、山陰合同銀行は1時間にも満たない。アイ・ケイ・ケイでも「平日はノー残業が当たり前」(社員のクチコミ)という声もある。

■残業時間が長いと恋愛・結婚がうまくいかない

残業時間が短い、あるいは定時に退社できる人は、プライベートでも充実した時間を過ごせる。逆に残業が多いと、恋愛や結婚にも支障を来すことになる。婚活サービス企業のパートナーエージェントが実施した調査がそれを示している。

1カ月の平均残業時間が41時間を超える公務員・会社員を対象に残業が交際に与えた影響について聞いたところ、交際相手とうまくいかなくなった経験のある人が72.1%を占めた。

うまくいかなくなった事柄のトップは「一緒に過ごす時間が明らかに減ったことがある」(38.2%)、次いで「相手に迷惑をかけた・我慢させたことがある」(37.7%)。「けんかになったことがある」と答えた人も12.7%もいる。

結婚生活についても「結婚相手とうまくいかなくなった経験がある」と回答した人が69.8%に上っている。「けんかになったことがある」と答えた人も13.6%もいた。

▼東京の総合商社役員「半分の家庭は崩壊している」

残業時間が長くなると、恋人や家族と過ごす時間が短くなるのは当然だ。そのことが原因で恋人と別れたり、離婚したりすることもあるだろう。離婚に至らなくても家庭内別居など夫婦関係が冷え切ってしまうこともあるかもしれない。

トップランクの高給を誇り、長時間労働で有名な都内の総合商社も今でこそ働き方改革に熱心だが、ある総合商社の役員から「総合商社の役員の半分の家庭は崩壊していますよ」と、冗談とも本気ともつかぬ話を聞いたことがある。

東京を含む都市部で働くと、給与水準は高くなる。都市部は流行の発信源でもある。文化的な環境など、何かと快適で便利かもしれない。

一方、地方で働くと、給与水準は低くなる。だが、住宅費はおさえられ、「通勤ラッシュ」とも無縁になる。それに加え、残業が少ないため、家族との時間をしっかり設けることができる。

カネをとるか。生活をとるか。答えはひとつではないが、「地方の給与トップ企業」というのは、なかなか魅力的な勤め先かもしれない。

(プレジデントオンライン)

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